SOIL SETODA(ソイル瀬戸田)

宿泊・食事に観光案内も 4月10日、港近くにオープン

右から根本社長、鈴木さん、小林さん

尾道市瀬戸田町の瀬戸田港近く、しおまち商店街の入り口付近に4月10日、「街のリビングルーム」と銘打った複合施設「SOIL SETODA(ソイル瀬戸田)」がオープンした。ローカルに根差して活性化を目指す地域商社・㈱しおまち企画(同所、根本真帆社長)が運営する。開業に先駆け、2019年から島内で活動を開始。昨夏からは同社社員で、「しおまちブラザーズ」を名乗る小林亮太さんと鈴木慎一郎さんが瀬戸田に移住し、さまざまなイベントを通して住民との信頼関係を築いてきたという。
ソイル瀬戸田は、「LIVING」(瀬戸田町瀬戸田257)と「KURA」(同所254-2)の2施設から成る。LIVINGは1階が約98㎡、2階が約91㎡の新築木造二階建て。1階中央にフリースペースを設け、地域住民や旅行者など誰もが自由に利用できるようにした。地元の食材を使う薪火料理の食堂「Minatoya〈ミナトヤ〉」もあり、テークアウトのドリンクスタンドも併設する。2階は客室5部屋を備えるゲストルーム。海を眺めながらゆっくり過ごすことができる。

「LIVING」

KURAは築140年の塩蔵をリノベーションした。観光案内所としてサイクリングや海釣り、レモンの収穫体験など瀬戸田を満喫できるツアーを提案する。三輪の電動自転車「ノスリス」や尾道のブランド「凪〈なぎ〉」の自転車など16台の貸し出しも行う。アメリカのプロスノーボーダーが創設した自然派のコーヒーブランド「Overview Coffee〈オーバービュー コーヒー〉」も日本初出店した。「一時的なブームで終わるのではなく、瀬戸田の魅力を感じてもらい、いずれ住みたいと思ってほしい。今後も町に必要な機能を整備していきたい」と根本社長。【問】☎0845-25-6511

「KURA」