ブランドらんど福山本店

文大が運営のブランドらんど　屋号を「鑑定のたくみ堂」に　28日リニューアルオープン

　ブランド品・骨董品など買い取り・販売の㈱文大（福山市多治米町1-12-1、中西文仁社長）が運営する店舗「ブランドらんど福山本店」（同所）が、外観と内装をリニューアルして2月28日にオープンする＝写真上（完成予想図）。同時に屋号を「鑑定のTAKUMIDO（たくみ堂）」に変更する。
同社は「正確な鑑定眼に基づく相談や提案を通じて、お客さまの大切な資産を橋渡しする家族のような存在であり続けたい」とする。
コロナ禍で資金調達需要や終活への関心が高まる中、一般の人が高額商品や真贋の鑑定が必要な品物について相談する場が少ないことから、屋号の変更とリニューアルに踏み切ったという。
リニューアル後の店舗は和を基調とした落ち着いた外観となる。内部には相談用の個室を3部屋用意する。ブランド品、骨董品、絵画、宝石などの専門的な知識を備えた鑑定士が7人在籍する同社。専門的な視点から相談に応じると同時に、買い取りに加えて資産をどう残すかなどの提案も行っていく。
鑑定や真贋判定、時価評価は無料サービス。必要に応じて同社独自の鑑定書の発行も行う。接客もホスピタリティー（もてなし）を重視。スタッフは接遇研修を毎月行う。「モノの売買だけでなく、たくみ堂に相談に来ること自体に価値を見出せる店づくりをしたい」と同社。
屋号には多くの人に集まってもらい、感動を味わってほしいとの願いを込めた。ロゴマークも一新＝写真下。漢字の「匠」をベースに、鑑定のプロがいることをイメージしたデザインとした。
同社は事業を通じてモノの再利用を進めることで、国連が提唱する持続可能な開発目標（SDGs）と循環型経済の実現を図る。営業時間は従来通り10時10分─19時で、木曜定休。▽問　0120・39・7077