株式会社 内海機械

府中市の内海機械 はばたく中小300社に選定 生産性向上の取り組み評価

 工作機械部品加工の㈱内海機械(広島県府中市鵜飼町743-1、内海和浩社長)はこのほど、経済産業省の今年度「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定された。「単品・超短納期」を推進する同社。「生産性向上」部門での受賞に内海社長は「今後も超短納期を推進し、企業の困り事に対応する」と話す。

 「生産性向上」「需要獲得」「担い手確保」の三分野から、直面するさまざまな課題を独自のアイデアや技術で解決し、成果を出した中小・小規模事業者を選定した。同社は単品

・超短納期に特化する戦略を構築。多能工による生産体制に加え、整理・整頓など「5S」の推進や工場のIT化を促進するなどし、徹底的に無駄を省くことで生産性の向上を実現した。同社によると、単品・超短納期に特化してからの三年で、生産性が30%改善したという。

 グローバル企業からの注文やネット経由での注文が増えるなど、効果は着実に上がっている。新型コロナウイルス禍により地域経済は厳しい局面にあるが、「単品・超短納期の専門性を生かして取引先の生産性向上にも貢献することで、備後圏域の製造業の後方支援につなげたい」と意気込む。