福山市 JR西日本

福山駅北口広場整備で福山市とJR西が確認書 来年3月期限に新計画

JR福山駅の北口広場整備事業について、福山市と事業主体のJR西日本は10月27日、来年3月末を期限に新たな協定の締結に向けて協議を行うことなどを盛り込んだ確認書を交わした。同28日の記者会見で枝広直幹市長が明らかにした。枝広市長は「当初の予定から遅れはするが、順調に進むことを期待する」と話した。北口広場整備事業をめぐってはJRが8月、昨年7月に結んだ協定について、新型コロナウイルスの影響による経営環境の悪化から「そのまま継続することは困難と判断した」として、当初計画に盛り込まれていたホテル部分の除外や新たな計画づくりのために再協議の場を設けることなどを市に申し入れていた。確認書は枝広市長と同社の平島道孝・岡山支社長名で交わされている。新たな協定の締結を目指し、来年3月末を期限に協議する▽交換を予定している駅北口の市有地と南側のJR所有地の価格を再評価する▽JRがより良い計画を新たに策定し、同市に提出する─としている。同市によると、3月末までにJRが新計画を提出し、それをベースに協議した上で新たな協定を締結する。現協定では、事業に際して市有地とJR所有地を等価交換するとしていたが、再協議でJRが提案する計画内容次第では等価交換しない可能性もあるという。等価交換については事業に反対する住民が、JR所有地の方が地価が高く、差額を市が支払うことになるとして差し止めを求める住民訴訟を起こしている。訴訟について枝広市長は「訴状がまだ送付されていない。届き次第適切に対応する」と述べるにとどめた。