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サンラヴィアンカフェでジェラート販売開始冷凍市場参入の足掛かりにも

サンラヴィアン

 洋菓子製造の㈱サンラヴィアン(浅口郡里庄町新庄3920、占部守弘社長)の子会社㈱エス・トライブ(同所、同社長)は3月26日、本社に併設する「カフェ  サンラヴィアン」内にジェラート販売コーナー「NINIKINE HOMMAGE SETOUCHI LABORATORY」をオープンした。グループが冷凍商品分野に進出する第一歩とする。

 エス・トライブは同カフェのほか、岡山市で高級スイーツ店「ニニキネ」を運営していたが、うち一店は昨年閉店した。今回、同店のパティシエが手掛けるジェラートの工房をサンラヴィアン工場内に設置。工房はセントラルキッチン方式で、多方面へジェラートの土台部分を配送することも視野に入れる。

 サンラヴィアンは常温・冷蔵製品では多くの実績があるが、ジェラートの本格的な製造・販売は今回が初めて。

 ジェラートコーナーには、季節限定品を含めて色鮮やかな12種ほどが並ぶ。シングル(1種)は400円、ダブル(2種盛り)は500円。カフェ内外の席で食べられるほか、持ち帰り(350円)もできる。

 広島・岡山など瀬戸内のこだわり農家から仕入れた素材を生かしており、里庄特産の

こもたけ」、井原市美星町産の「晴苺ミルク」、笠岡産の「搾りたてミルク」などがある。

 尾道市瀬戸田町が誇るかんきつを使った「縁シェアレモン」と「はるみ」(みかん)も。他にもイタリアの伝統菓子をイメージした「カッサータ」、ジェラートを入れたコーヒーフロート(500円)など多彩にそろう。

 ジェラートコーナーの営業時間は11ー16時(夏季は延長あり)で、年末年始は休み。

 問 TEL0865-64-4745

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