キャスパ跡地再開発ビル

キャスパ跡地再開発ビル 24年春完成へ「北棟」着工 25階建て、マンションやオフィス

 福山駅前の商業ビル・キャスパなどの跡地(福山市三之丸町)への再開発ビル建設で、計画されている3棟のうち「北棟」の起工式が11月9日に行われた。竣工は2024年3月の予定。隣接地では6月から「中棟」の建設が進んでいる。再開発計画を進めているのは、穴吹興産㈱(高松市、穴吹忠嗣社長)・トモテツグループ(福山市丸之内、林克士代表)・㈱キョーエイネクスト(同市曙町、織田誠二社長)の3者。3棟はそれぞれが独立した構造とする。北棟は鉄筋コンクリート一部鉄骨造りの地上25階建てで、高さは約87m。延べ床面積は2万2997㎡、敷地面積は2063㎡。1・2階は商業施設、3階は共有ワーキングスペースのあるオフィスなどで、4階以上は191戸が入るマンションとなる。また11階は福山城を望める居住者用のラウンジにし、災害時に備えて帰宅困難者の一時滞在施設としての機能も持たせる。建築主は穴吹興産で、設計はあなぶきグループのアルファデザインスタジオ㈱(高松市)、施工は㈱鴻池組広島支店(広島市)。

中棟は1・2階が商業施設、3〜9階がオフィス、10階が商業テナントという構成で、22年2月竣工予定。残る「南棟」は1・2階が商業施設、3〜5階がオフィスとなる。着工時期は未定。当初はホテルを含む地上13階地下1階の計画だったが、コロナ禍の影響もありホテルを撤回して規模を縮小した。3棟はおのおのの2階をデッキで連結し、商業施設部分に一体感を出す。総事業費は110億円の見込み。