早川ゴム㈱

早川ゴム 住宅基礎への浸水を防止 「もしもレンジャー」開発

 早川ゴム㈱(福山市箕島町南丘5351、横田幸治社長)はこのほど、住宅基礎の打ち継ぎ部処理材「もしもレンジャー」を開発した。新築住宅の基礎となるコンクリート打ち継ぎ部に設置する製品=写真上の黒い部分。後から施工する立ち上がりコンクリートと水を介した反応によって一体化することで、打ち継ぎ部との隙間を無くす。アリを防ぐ成分を含んでおり、シロアリの侵入も抑える。打ち継ぎ部には本来隙間がないため、庭にホースで水をまく程度では床下に水は入らないが、豪雨災害時には床下浸水が起こるという。住宅の床下に水が入ると、排水から乾燥まで約1〜2週間が必要で、この期間が長くなればなるほど復旧に時間がかかる。同社が1967年から製造・販売しているコンクリート打ち継ぎ止水材「スパンシール」の止水技術を応用した。併せて、打ち継ぎ部の長年の課題だったシロアリの侵入防止も目指し、約1年かけて開発したという。同社では床上浸水した場合に備え、水を簡単に抜くことができる住宅基礎水抜き孔システム「ベンソンMBG」=写真下=を先行販売している。もしもレンジャーとベンソンMBGを組み合わせることで、基礎内へ浸水した際も早期の復旧が期待できるという。【問】☎084-954-7801