東洋額装㈱

東洋額装の檀上さん 1級表装技能士試験に合格 高い技術力で業務にまい進

 掛け軸・和額などの表装を手掛ける東洋額装㈱(福山市加茂町八軒屋3、小林英樹社長)の檀上晴香さんと落岩龍輝さんがこのほど、厚生労働省の技能検定「1級表装技能士」に、溝口華純さんが同2級に合格した。表装技能士は、表具品の壁装の張り上げや製作に必要な技術を認定する国家資格。表装の仕事は一般家庭や店舗のリフォームから、芸術的価値のある美術品まで扱う対象が幅広く、高度な技術が求められる。試験の難易度も高く、合格者は少ないという。子供の頃から書道に親しみ、表装という仕事に興味を持っていた檀上さん。社内では掛け軸の「組み立て」という工程を担当している=写真。また書の腕前を買われ、社内に掲示する経営理念を書いたり、家系図作成の依頼なども受けている。現在、同社には1級表装技能士が26人おり、同省が認定する「ものづくりマイスター」はそのうち11人に上る。同社の落岩国見専務は「高い技術を持ったプロを育て、日本の伝統を継承したい」と話している。【問】☎084-972-5577