日本政策金融公庫 福山支店

地元出身・高柿さん支店長に 「コロナ対応を最優先」 日本政策金融公庫 福山支店

日本政策金融公庫福山支店(福山市光南町2-2-7)の新支店長として、高柿慎也さんが9月1日付で着任した。福山市出身。コロナ禍に苦しむ事業者への融資が最優先課題となる中、「故郷でもある備後地域に貢献したい」と意気込む。56歳で、現在は神辺町在住。岡山大経済学部を卒業し、1987年に当時の国民金融公庫に入った。岡山支店を振り出しに、呉支店・北九州支店(福岡県)・阿倍野支店(大阪市)などで支店長を務めた。福山支店は今回が初めてで「やっと単身赴任から解放された」と笑う。管轄する福山・府中・笠岡・井原市と神石高原町は「庭のようなもの。地元出身ということで、関係先でも歓迎していただいた」。一方、地域の中核産業である製造業にも受注減などコロナ禍の影響が出ていることを懸念する。「多様な産業が事業承継や足元の需要減に直面する中でコロナに見舞われ、厳しい状況に置かれている。年末に向け、資金需要を注視したい」

感染終息と経済回復の見通しが立てづらい今「コロナへの対応が“一丁目一番地”。なるべく迅速に、最適な融資制度を提案したい」と話す。融資後は伴走型の経営改善支援に注力。また、創業希望者や海外展開を目指す事業者のサポートにも取り組む。「商工団体や自治体、民間金融機関とも連携して、地域の活力維持を目指す。やる気満々です」と頼もしい。