株式会社キャステム

キャステムが発売 ステンレス製の福山城 建設当時の図面で完全再現

精密部品メーカーの㈱キャステム(福山市御幸町中津原1808-1、戸田拓夫社長)はこのほど、ステンレス製の福山城=写真上=と、城内の「伏見櫓〈やぐら〉」にあるしゃちほこのキーホルダー=写真下=を発売した。福山城は市から提供された建設当時の図面を基に3Dデータを作成し、250分の1の大きさで外観を完全再現した。築城技術の粋を集め、城の中でも最も美しいとされる「算木〈さんぎ〉積み工法」を用いた石垣も、往時の写真から再現。同社の精密鋳造技術でステンレス化し、高さ13.5cm、重さ5kgの模型に仕上げた。
しゃちほこは、1951年に伏見櫓を解体修理した際に取り外された物を3Dスキャンしてデータ化した。どちらも建築学者で広島大名誉教授の三浦正幸さんが監修を担当した。同社は「圧倒的な存在感と重厚感のある福山城に仕上がった。来年の築城400年に合わせ、先人の歩みや思いを振り返ってもらえれば」としている。福山城の価格は8万8000円。しゃちほこキーホルダーは長さ2.5cmで990円。同社の通販サイト「IRON FACTORY〈アイアン ファクトリー〉」(https://www.ironfactory-castem.com/)で販売している。売上の一部は、福山市の築城400年基金に寄付する。▽問☎084-955-2221