一般財団法人広島県東部スイミング財団

広島県東部スイミング財団 「着衣泳の体験教室」開く 水難事故時の対処法を指導

 一般財団法人広島県東部スイミング財団(近本肥于理事長)は7月18日、蔵王スイミングスクール(福山市春日町)で「第20回着衣泳の体験教室」を開催した。小学生や保護者など34人が参加した。服を着たり靴を履いた状況で水難事故に遭った場合、どうやって自分の身を守るかを学ぶのが目的。福山すこやかセンター(同市三吉町南)水浴訓練室の丸山隆さんと、福山平成大(同市御幸町)健康スポーツ学科の入澤雅典教授が指導に当たった。最初に丸山さんが「着衣泳は『服を着て泳ぐ』のではなく、少しでも長く浮いていることが大事。あおむけで『大』の字になり、静かに呼吸しながら救助を待つように」と説明した。参加者はプールサイドで、自分の靴が水に浮くかを確認。丸山さんは「最近のスニーカーは水に浮く物が多いので、水辺に行く際はそうした靴で出掛けて」と強調した。続いて服を着たままプールへ入り、大の字で浮く練習をしたり=写真上、身の周りにあるペットボトルやレジ袋を浮き具代わりに使ってみて、水に浮くかどうかを体験した=写真中・下。小学生の子供と一緒に参加した母親は「私自身が泳げないので、水の事故が起きたらどうしようと思っていたが、体験を通じて不安が少し解消した。もしもの時は今日の経験を生かしたい」と話していた。「まずは水に浮く方法を知ることが大事」と丸山さん。「溺れている人を救助しようとして水難事故に遭う人も多いので、今後も教室を続けて一人でも多くの命を守りたい」と意気込んでいた。