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阿藻珍味がカキの新商品を発売 「牡蠣らーめん」「かき鍋スープ」 呉市・廿日市市の専門業者とコラボ

㈱阿藻珍味

 ㈱阿藻珍味(福山市鞆町後地1567-1、阿藻琢郎社長)はこのほど、新たに「広島 宮島 牡蠣(かき)らーめん」=写真上=と「広島県産かき鍋 藻塩スープ仕立て」=写真下=を発売した。
牡蠣らーめんは、スープに倉橋島海産㈱(呉市)の「かき美醤(びしょう)」を使用し、カキ生産の㈲大越水産(廿日市市)が監修した、阿藻珍味初の3社コラボ商品。香り高いカキのうま味と風味を生かし、本格的なしょうゆラーメンに仕上げた。
倉橋島海産は、養殖から加工まで一貫生産で行う業界随一のカキ加工会社。大越水産はカキの生産・卸・小売に加え、宮島で直営店「かきふくまる」を運営している。「カキを知り尽くす両社のおかげで、新たな広島土産ができた」と阿藻珍味。
特別なカキにこうじを加えて発酵させた「かき美醤」で作ったスープと、同社の熟成麺のコラボで、上品なラーメンに仕上げた。お土産向けの箱入り(3食分)は1080円で、同社直営の販売店やJR福山駅のキヨスクなどで販売中。家庭用の袋入り(2食分)は540円で、県内のスーパーなどで取り扱っている。
 かき鍋は、特製スープと麺、カキをセットにした。スープは蒲刈物産㈱(呉市)の「海人(あまびと)の藻塩」を使用しており、まろやかな味わいが特徴。
「一般的なカキ鍋スープは液体だけで、カキの身が入った商品はほとんどない。この商品は身を味わっていただける」と阿藻珍味。「締め用にゆで麺も入っているので、お好みの野菜などを入れて楽しんで」と話している。
分量は約2人前で、価格は1944円。お土産としても便利な常温タイプで、同社直営の販売店などで手に入る。

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