二人展「一期一会展」

杉原さんと石野さん南画と陶芸の二人展開催

12月10日から鞆のギャラリーで

福山市水呑町在住の南画家・杉原放斎さんと岡山県和気町在住の備前焼作家・石野泰造さんによる二人展「一期一会展」が12月10─13日、福山市鞆町のギャラリー茶屋蔵で行われる。開館は10─15時。入場無料。杉原さんの古希、石野さんの喜寿の節目に開催する。岡山県出身の石野さんは大学卒業後、大手出版社に勤務。入社早々から川端康成や三島由紀夫を担当し、敏腕編集者として知られた。作家の浅田次郎さんも石野さんに見出された一人で、直木賞受賞の際のインタビューで石野さんを恩人の一人に挙げた。1975年に陶芸を志して出版社を退職。77年に和気町内に窯を設け、翌78年には福山市三之丸町にあったイマヰ画廊で初の個展を開いた。以後も毎年個展を開催、同画廊に出入りしていた杉原さんと知り合った。東京・銀座などでも個展を開き、日本伝統工芸展などでの受賞を重ねた。作品展では杉原さんの南画、石野さんの壷・陶板・皿などの陶芸作品を展示予定。杉原さんは「コロナ退散」の思いを込め、親交があった俳優・の故・高倉健さんが短刀を構えるポーズをとった作品や、舞子さんを描いた艶やかな作品を出品する。