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華鴒大塚美術館で10月12日─12月1日 陶芸家の金重陶陽と加守田章二を紹介 期間中は関連イベントを多数開催

華鴒大塚美術館

 華鴒(はなとり)大塚美術館(井原市高屋町3-11-5)は10月12日─12月1日、企画展「金重陶陽と加守田章二〜土味、造形、そして美〜S&Kコレクションから」を催す=写真上。入館料は一般800円、高校生500円、小・中学生300円。
金重陶陽(かねしげとうよう、1896─1967年)は岡山県出身の陶芸家で、備前の陶工としては初の人間国宝。伝統ある備前焼の人気を取り戻すことに尽力し、「備前焼中興の祖」とされる。多くの優れた陶工を育てたことでも知られる。
加守田章二(かもだしょうじ、1933─1983年)は大阪府出身の陶芸家で、伝統的要素と独創性を併せ持つモダンな作風で知られる。
各種関連イベントも行う。10月19日14─15時はスペシャルギャラリートーク(予約不要)で、講師は岡山県立美術館の福冨幸・学芸課長。11月16日14時─15時30分は「S&Kコレクションの加守田章二」と題した美術講座で、京都国立近代美術館の福永治館長を講師に招く。定員は先着50人(要予約)。
 10月26日13時30分からは「みるを楽しむ!アートナビ岡山」による対話型鑑賞会「おしゃべり美術館」=写真下。小学生とその保護者や中高生15人が対象で、高校生以下は参加無料(要予約)。
担当学芸員によるギャラリートークは、10月14・27日と11月3・10・17日の14時から。11月1・2・23・24・30日と12月1日の10・11時、11時45分、12時45分、13時30分、14時15分からは茶会を催す。定員は各回12人で、参加費は2000円から(要予約)。また別館の「緑樹園」を、10月19・26日と11月9・16・23日の10─16時に公開する。
月曜休館だが、10月14日と11月4日は開館し翌日休む。駐車場あり。

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