喜多流大島能楽堂

11月6日、喜多流大島能楽堂で 「手話で楽しむ能狂言」 日本ろう者劇団など招く

手話で楽しむ能狂言鑑賞会

「土蜘蛛」の一部を披露

 喜多流大島能楽堂(福山市光南町2-2-2)は11月6日、同所で「手話で楽しむ能狂言鑑賞会」を開く。演目は手話狂言「六地蔵」と、手話能「土蜘蛛〈つちぐも〉」。12時からと15時30分から。全席指定で3500円。文化庁の助成事業として、公益社団法人能楽協会(東京)が主体となり、全国の能楽堂でさまざまな企画公演を展開する「日本全国能楽キャラバン」の一環。「聞こえる人も聞こえない人も、一緒に能狂言を楽しんでほしい」との思いを込め、手話による能狂言を上演する。9月16日に同所で行われた記者会見には、喜多流大島家五代目の大島輝久さんと姉の能楽師・大島衣恵さん、和泉流(同)狂言方の能楽師・三宅近成さん、日本ろう者劇団(同)の江副悟史代表が出席。演目の一部を披露した。輝久さんらは2016年から東京で、手話を取り入れた能や狂言に取り組んでいる。手話狂言は舞台上のろう者劇団員の手話の動きに合わせ、狂言師が舞台裏でせりふを謡〈うた〉うもの。手話能では舞台上の立ち方が謡いながら手話も行い、舞台下では手話通訳もある。【問】☎084-923-2633

(左から)江副代表、三宅さん、輝久さん、衣江さん