福山市鞆の浦歴史民俗資料館

10月15日から 歴史民俗資料館で特別展 「鞆鍛冶」の歴史を紹介

 江戸期に錨や船釘の生産地として知られた鞆で製造に携わった「鞆鍛冶」の歴史を紹介する特別展「鞆鍛冶〜船釘・錨の日本一〜」が10月15日〜11月28日、福山市鞆の浦歴史民俗資料館(同市鞆町後地7536-1)で開かれる。昨年3月、鞆の鍛冶用具と錨や船釘などの製品567点が国の登録有形民俗文化財に登録された。鞆鍛冶に注目が集まる中、知られざる歴史を掘り起こし、職人の技術も含めて広く紹介する。特別展は、潮待ちの港、鞆鍛冶の起こり▽鞆の津、鉄の光(刀剣)▽福山城「鉄板張り」の謎に迫る▽船鍛冶の隆盛▽鞆鍛冶の伝統・文化─の各コーナーで構成する。沼隈郡が鉄製品の産地であることを記した奈良時代の木簡(パネル)、鞆鍛冶による室町時代初期の刀剣、登録有形民俗文化財の鍛冶用具や船具の製品などの展示を通じて、歴史や伝統を紹介する。また、創建時に福山城天守の北側に張られていた鉄板と鞆の関係についても考える【問】同館☎084-982-1121