イロドリ矯正歯科

希望かなえ歯科衛生士に 患者の不安取り除きたい

イロドリ矯正歯科 歯科衛生士
山足 奈央さん

昨年10月に開院したイロドリ矯正歯科(福山市三之丸町三─三)に勤務する。中島健吾院長の傍らで治療の補助をするほか、歯のクリーニングなどに従事。患者の歯の模型を使った分析の手伝いも行う。一般の歯科医院の歯科衛生士よりも、やるべき仕事は多いという。

 笠岡市出身。高校生の時に医療系の仕事をしたいと考え、中でも歯科系には「どんな仕事をするのだろう」と興味を持った。福山市内の専門学校に三年間通い、国家試験に合格。晴れて歯科衛生士となり、現在九年目だ。

 「専門学校時代は勉強が大変だった」と振り返る。実技では最初は模型を使うが、その次は同級生の口の中を触って行った。「模型と実際では随分違うなと思いました」。歯科医院での実習で歯科衛生士の実際の働きぶりを目の当たりにして、「大変そう」と感じたこともあるという。

 卒業後は福山市内の歯科医院で働き、イロドリ矯正歯科では一年前の開院時から勤務している。普段から心掛けているのは「患者さんとコミュニケーションをしっかり取って、不安を少しでも取り除くこと」。矯正歯科は患者と長く付き合う。だからこそ「患者さんに嫌な気持ちで来院してほしくない」。

 新型コロナウイルスの感染防止には神経を使う。「医療系なので特に気を配ります」。院内での検温や消毒の実施はもちろん、自身は休日も外出を控えているとか。

 仕事をする中でうれしいのは「患者さんと話をしていて、心を開いてくれたと感じる時」と話す山足さん。「歯科衛生士はやりがいがある」と、常にスキルアップを目指している。「電車通勤なので、職場が福山駅前なのは便利で、ありがたい」と笑う。