JFE西日本硬式野球部グランド

JFE西日本硬式野球部 三好 大倫さん

中日6位指名で夢のプロ野球へ

目指せ新人王 5年で成長実感、活躍して恩返し

10月26日のプロ野球ドラフト会議。寮の食堂で夕食をとりながら指名の瞬間を待った。「最初は不安でドキドキしていましたが、練習でおなかが減っていたのでご飯を食べていました」と屈託なく笑う。中日ドラゴンズから六位指名されたとの吉報に「早くプロの世界でやりたい。楽しみしかない」と目を輝かせた。入社から三年間は投手。だが二年前、一歳下で同じ左腕の河野竜生投手(現日本ハム)と自らを比較し「とても勝てない」と野手転向を決意した。もともと高校時代から投打ともに評価されていた逸材。「しっかり振り切ることを心掛けた」結果、早々に頭角を現した。野手転向一年目の昨シーズンは公式戦18試合に出場し、打率三割二分一厘の好成績。今シーズンも三割三分三厘をマークした。強打に加えて50m5秒8、遠投110mの俊足強肩で三拍子がそろう。同タイプで社会人出身の外野手、大島洋平選手(中日)や近本光司選手(阪神)を目標に挙げる。JFE西日本で過ごした五年間は「野球選手としてだけでなく、人として成長できた」と実感。「いろんな方に応援していただき、背中を押してもらった」と感謝する。山下敬之監督は「まだ転向二年目で、伸びしろは十分ある。活躍することがチームへの恩返しになる」と激励する。多くの声援を受け「一年目から戦力になりたい。新人王を取りにいく」と意気込む。

 

香川県東かがわ市出身の23歳。小学2年で野球を始め、三本松高では2年春の県大会で優勝。2016年にJFEスチール入社。倉敷地区電磁部、福山地区錫鍍金(すずめっき)部に所属。左投左打の外野手で179cm、82kg。対戦したい投手は巨人の菅野智之。

 

中国ビジネス情報 2020.11.10「顔」より