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新市町・素戔嗚神社で祇園祭 19日にお旅山巡行や花火、夜店 20日は1200年の歴史誇る「けんか神輿」

素戔嗚神社

 素盞嗚(すさのお)神社(福山市新市町戸手1-1)の「祇園祭」が、7月18─20日に開催される。18日19時30分から同神社で前夜祭の神事を実施。19日は20時からJR新市駅北側のお旅山で「お旅山お山巡行」が、20日20─22時は同神社で伝統のけんか神輿(みこし)がある。
お旅山巡行は、けんか神輿の前の晩に「町内を見渡せる場所に神さまをお連れする、という意味がある」と福山あしな商工会の石田勝昭会長。同駅の北100mにあるお旅山とは新市神社までの急坂=写真上=を指し、府中市中須町、福山市新市町、同町戸手の3つの町内が順に神輿を担いで駆け上がる。
いずれの神輿も150─200人の担ぎ手が参加。各町内の出発と同時に、会場の東側にある大佐山から花火を打ち上げる。

 また19日18─21時は、「新市ショッピングプラザたまや」(同町新市640)の駐車場で夜店を催す=写真中。光るおもちゃ・サイリウムの販売や各種出店がある。中華総菜、カレー、フランクフルト、ビール、かき氷などのキッチンカーも登場する。
17─21時は、写真館の「冨士スタジオ」(同町新市609-13)が会場内に「ゆかたフォトスペース」を設ける。利用無料で予約も不要。

 「素戔嗚神社の祇園祭は1200年の歴史があり、ここから京都の祇園祭や博多祇園山笠へと広がりました」と石田会長。けんか神輿の桟敷席120席は6月24日に発売され、4時間で完売したという。けんか神輿の手拭い(700円)=写真下=を同神社と、たまやで販売している。限定各50枚。

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